器楽専門

少人数制による質の高い専門教育で、
演奏者として新たなステージに立つ

ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/ギター/ハープ/フルート/オーボエ/クラリネット/ファゴット/サクソフォン/ホルン/トランペット/トロンボーン/テューバ/ユーフォニアム/打楽器

教員メッセージ

きめ細やかなレッスンで総合的な演奏技術を磨き一人ひとりの目標を実現します

器楽専門では少人数制を生かし、個人実技レッスンでは、基本的な「音」「テクニック」「音楽表現」を一人ひとりの能力に合わせて徹底的に指導しています。そのレッスンの成果をホールで確認します。試験、オーディション、演奏会では、ベーシックな作品から高度な作品まで、豊かな表現力と個性をともなった演奏ができるよう総合的な演奏技術の向上を目指しています。また個人レッスンのほか、「器楽合奏」「ウィンドアンサンブル」や「フルートオーケストラ」など、演奏形態もさまざまに経験することができます。そして演奏技術も大事ですが、一番大切なのは、自分が将来どうなりたいかという目標。その目標に向かって、教員一同全力でサポートすることをお約束いたします。

実技科目主任(器楽) 飯島和久 特任教授

教育の特色

充実した専門教育で短期間で実力を身につける

吹奏楽部出身者も多い器楽専門。入学の段階では、必ずしも個人レッスンを受けたことのある学生ばかりではありません。しかし入学後、年間24回(週50分)の個人レッスンと年間6回(1回90分)のグループレッスンをはじめとした専門教育を受けることで、多くの場合、半年ほどで見違えるような演奏ができるようになります。また、個人レッスンは各楽器の専門の教員が丁寧な指導を行っています。

充実したアンサンブル科目で演奏技術だけでなく指導者の素養も育む

きめ細やかな指導を行う「ウィンドアンサンブル」の授業。さまざまな学生から多くの刺激を受けられ、教員からは技術のみならずプロとしての姿勢など多くのことを学べます。また、指導者となった場合にも必要なハーモニーの作り方にも取り組むなど、吹奏楽指導者になる可能性も視野に入れた指導を行っています。ほかにも「フルートオーケストラ」や「器楽合奏」など多彩なアンサンブル系授業で、他者と音楽をともにつくる楽しみを味わいます。

舞台での豊富な演奏機会で演奏家として研鑽を積む

短大の全学生からオーディションで出演者が選ばれる「定期演奏会」(毎年10月)をはじめ、全2年次生が舞台に上がる「学内演奏会」、「ウィンドアンサンブル定期演奏会」など舞台に立つ機会を数多く用意しています。こうした晴れの舞台に上がることにより、演奏家としての立ち居振る舞いや舞台マナーを身につけ、研鑽を積むことができます。

専門必修科目

  • 初年次プログラム
  • 専門実技Ⅰ?Ⅱ
  • 作編曲法
  • 音楽史
  • 和声法Ⅰ?Ⅱ
  • 楽曲分析Ⅰ
  • ソルフェージュ
  • 合唱Ⅰ

その他の授業

  • 器楽合奏Ⅰ?Ⅱ
  • フルートオーケストラⅠ?Ⅱ
  • 民族音楽学
  • 管弦楽法
  • 音楽療法概論
  • 副科器楽
  • 副科声楽
  • ウィンドアンサンブルⅠ?Ⅱ
  • 指揮法
  • 鍵盤和声Ⅰ?Ⅱ
  • 副科ピアノ
  • 副科声楽 他

授業ピックアップ

ウィンドアンサンブル

吹奏楽愛好者の増加や、コンクールへの出場など学校教育における吹奏楽の発展に伴って、音大出身者(特に管打楽器の専門の学生)に寄せられる吹奏楽界からの期待は大きなものになっています。授業では、基本的には吹奏楽オリジナル作品を取り上げ、演奏者のみならず、将来的に吹奏楽指導者となる可能性も視野に入れながら学習していきます。

器楽合奏

アンサンブル演奏における基礎技術を学び、他者とともに音楽を作り上げていく楽しみを味わいます。和音におけるピッチや、同種の楽器または他楽器とのバランスの取り方、主旋律と副旋律あるいは伴奏形の演奏法などを中心に学習していきます。1?2年次を通して行う授業です。

フルートオーケストラ

フルート専門の学生が、フルート属のみによる合奏、アンサンブルを体験する授業。一般的なフルートのみならず、アルト、バス、コントラバスフルートなどの特殊楽器を加えてフルートオーケストラを編成。さまざまな楽器を体験するとともに、大合奏の中での奏法、技術を学びます。また、オリジナル作品の作曲、特殊楽器の開発?製作をはじめ充実した活動で、世界をリードする日本フルート界に対応できる人材の育成も目指します。

副科器楽

専門以外の楽器の奏法を習得し、表現力を磨くことで、より広い視野を持つことを目指します。以前にも増して多様な音楽教育が行われている学校教育の現場。専門以外の楽器を研究することは、教職取得に役立つのはもちろん、広い意味で、自らの音楽世界を広げる一助にもなることでしょう。

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