カリキュラム

一人ひとりを大切にしたきめ細かいサポートで、内なる音楽性を引き出す

個人レッスンからアンサンブル、音楽の専門教育から一般教養まで。多様な学びと、それぞれの個性や技術水準に応じた細やかなサポートで、一人ひとりの内なる音楽性を発見し、引き出し、高めていく。
何よりもまず音楽を愛し、音楽を通じて広く社会に貢献できる人材の育成を目指します。

広い視野から音楽性を磨く、多様な授業

1. 個人レッスン(週50分/2年間)

2年間?毎週50分の個人レッスン。現役演奏家としても活躍する教員が、学生一人ひとりの個性や進度に合わせたレッスンを実施します。実技指導のみならず、学生との対話を通じて自発的な学びを促し、将来の進路を見据えたアドバイスも行います。

2. グループレッスン

海外の音楽院では多く実施される主流のレッスン形態で、全学生を対象とした年間6回(1回90分)、各専門で集まり毎回数名の演奏を聴きます。ディスカッションをしながら多様な視点を取り入れ、熟考する力を育てます。また他者の取り組んでいる楽曲について理解を深め、レパートリーを広げることができます。

3. アンサンブル科目

「ピアノアンサンブル」「器楽合奏」「ウィンドアンサンブル」「フルートオーケストラ」「声楽アンサンブル」「合唱」と、各専門を生かすアンサンブル科目を学びます。

4. 専門教育科目

「和声法」「ソルフェージュ」「楽曲分析」「作編曲法」「音楽史」「民族音楽学」など音楽性を深める科目を学びます。また、短期大学では音楽療法士養成教育課程を設置していることから、選択科目として音楽療法関係の科目を履修することも可能です。

5. 共通科目

本学では、音楽性をより深く豊かにするために、一般教養科目を充実させています。さまざまな言語の文献を読んだり、外国歌曲の意味や発音を修得したり。さまざまな国の人々とコミュニケーションするために必要な語学にも力を入れています。

6. 音楽療法士養成教育課程

高齢化により福祉に関わる人材の需要が高まる中、音楽の力を福祉や医療に生かす音楽療法の注目度が増しています。短期大学では音楽療法を体系的に学べるカリキュラムを設置。介護福祉施設等での実習も含め所定の単位を取得すると「全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士(2種)」の資格が得られます。

7. 長期履修学生制度

本学では、2015年度より長期履修学生制度を導入しています。仕事や家事と両立しながら学びたい学生などを対象に、個人の事情に応じて2年の修業年限を超えて3年で学位等を取得できる制度です。

独自のサポート制度  より充実した学びのために

1. 初年次プログラム

いち早く大学生活に慣れ、学習面から生活面に至るまでスムーズに適応できるようにサポートする、全新入生を対象にした教育プログラムを用意。オムニバス形式の講義では、卒業後の人生を見据えてキャリア?プランを立て、それぞれの目標に向けて計画的な学生生活を送れるよう指導します。

2. キャリア?アドバイザー制度

卒業後の進路のスペシャリストである「キャリア?アドバイザー」が、演奏家、教員?指導者、一般企業への就職、3年次編入など、それぞれの希望の進路に合わせ、目標達成に向けた具体的な行動を指導、サポートします。

3. 豊富な演奏体験

豊富な演奏体験

「学内演奏会」「ウィンドアンサンブル秋の演奏会」「定期演奏会」「ウィンドアンサンブル定期演奏会」や学外演奏会など、本番の舞台で演奏経験を積める機会を提供しています。また、前期演奏試験、後期演奏試験、卒業演奏試験を通じ、ステージ?マナーなど演奏家としての基本スキルも身につけます。

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