受講生:肥後莉々香(演奏家コース2年)
受講曲
1 F. ショパン:エチュード Op.10-5「黒鍵」
2 F. ショパン:エチュード Op.10-10
受講生:能重友彰(2019年度新入学生)
受講曲:P.クレストン:ソナタ
第1回目「音楽療法とは」
中山晶世 専任講師
講師コメント
まず資料の「音楽療法士養成教育課程」のパンフレットを配布し、全国音楽療法士養成協議会認定音楽療法士2種の説明をしました。そのあと、当日のテーマの「音楽療法とは」の説明を発達障害児?高齢者?精神科の各領域での音楽療法の目的を含めてお話しました。続いて2年間の授業内容?実習の説明し、担当教員を紹介しました。特に事後指導で行なっている高齢者施設に伺っての実習について詳しく説明しました。すべて学生がプログラム計画?準備?リーダー?ピアノ等の役割をもって行う実習は学生たちを成長させることをお伝えしました。続いて卒業後についてでは、昨年度?今年度の就職状況をお話しし、また、音楽療法士以外の就職をしても音楽療法で学んだ「相手の方に合わせる」「相手の方の気持ちに沿う」ことは役立つと思うとお話ししました。
最後に楽器体験としてトーンチャイムとツリーチャイム(ウィンドチャイム)の合奏を行ないました。参加者皆さんでトーンチャイムとツリーチャイムの音を味わいながら演奏していただきました。
終了後、現在、保育科の短大2年生になる学生さんが単位のことについて質問に残られて、その短大卒業後、当短大入学を考えていらっしゃるとお話しされていました。また、先ほどツリーチャイムを演奏して下さった方が「とても楽しかった。音楽療法やりたくなりました」とおっしゃってお帰りになりました。